車庫証明の取り方と必要な書類とは?
新しい住まいに移り住んでしまって車の保管場所が変わりました。
もしくは新しい車に買い替えたという理由で車庫証明を取りたい方がいるでしょう。
そんな時に車庫証明はどのような方法で取ればいいのか?必要な書類があるのか?
コチラでは車庫証明に関する必要なものや取得方法について説明していきたいと思います。
最初に何をすればいいのか?
車庫証明を申請するには、まずは車庫を確保しなければいけません。
車庫を取るBESTな条件としては
■自宅から車庫までの距離が直線距離で2キロ以内
■車自体が車庫スペースに収まり、出し入れしても余裕がある広さ
■車庫から道路までスムーズに出入れが出来る
などが条件として探してみましょう。
せっかくのいいお部屋を確保できたのに移動手段である車がある位置が遠ければ荷物などを運ぶときに不便ですし、移動時間を考慮していないと会社などに遅れる場合があります。
車庫証明を後にしていると今ならいい車庫を取れるのに他の人に取られることがあります。
出来る限り早めにいい車庫が見つかったらすぐに抑えるようにしましょう。
軽自動車の車庫証明の手続きは車庫証明の申請が必要な地域と不要な地域がありますので管轄の警察署のホームページなどで予め確認をしていた方が良いでしょう。
車庫証明に必要な書類とは?
車庫証明に必要な書類一式は管轄の警察署で貰うか、インターネットでダウンロードが出来る場合もあります。
詳しくは管轄の警察署のホームページを確認しましょう!
@代替車両引取り及び引渡し顛末書
(警察署で書類一式を貰った時に入っていなければ不要)
A自動車保管場所証明申請書
B自動車保管場所届出書
C保管場所標章交付申請書
D自認書もしくは使用承諾書
コチラは両方出す必要はなく、どちらか片方を出しましょう。
- 一戸建ての土地の中にあったり、駐車場が自分の所有であれば『自認書』
- それ以外で名義が親の物でも自分のものではないので『使用承諾書』
また、分譲マンションや社宅の駐車場などもすべて使用承諾書が必要です。
もし諸事情で大家さんに使用承諾書を書いてもらえなかった場合は賃貸契約書のコピーで代用できます。
E保管場所の地図と配置図
コチラも警察署で入手できますが市販の住宅地図などでも可能です。
書き方は自分の家から駐車場まで位置が分かるようにボールペンで記入をするだけです。
F収入証紙
コチラは車庫証明申請の時に窓口で購入できます。
申請書に貼って提出して合わせて3,000円支払います。
地域よっては若干金額に差がありますので確認しましょう。
G使用の本拠が確認できるもの
コチラは本当に住居がそこにあるのかを確認するためのものなので自動車免許で大丈夫です。
他にも公共料金の領収書や住民票でも可能です。
Hその他でいるもの
書類の他にも捺印の箇所があるため認印で構わないので印鑑(シャチハタ不可)が必要になります。
因みに赤色は軽自動車の場合です。
マンションによって使用承諾書の取り方が異なる
マンションには賃貸と分譲の場合があります。
これらの『使用承諾書』の取り方には違いがあります。
賃貸マンションの場合
賃貸の場合は不動産業者に尋ねると良いでしょう。
賃貸は名前の通り借りている物件ですのでマンションの所有者がいます。
その所有者に使用承諾書を作成してもらう必要があるので不動産業者が用意してくれます。
分譲マンションの場合
分譲マンションの場合は管理組合に使用承諾書を作成してもらう必要があります。
管理組合の場合は管理会社に管理義務を委託していることが多いので管理会社に使用承諾書を作成してもらうことがほとんどですので分譲マンションの管理規約などの確認をして管理組合もしくは管理会社を尋ねましょう。
最後に、、
賃貸物件に車を保管する場合は賃貸契約書に駐車場に関する記載があればコピーの提出で済みますので手間なく申請書類を揃えることが出来るでしょう。
しかし、「賃貸契約書がない」「駐車場に関する記載がない」などは直接承諾をもらったり、仲介を依頼しなければいけないので時間と費用が大きくかかってしまう可能性があります。
だが、賃貸契約書なしで部屋や駐車場を貸し借りすることは通常考えにくいので滅多にないケースです。
また、車庫証明を大家さん・ディーラー・管理会社で取得すると手数料が掛かります。
手数料は駐車場の規定によってサイズが定められていることがありますので買い替えの際は注意しましょう。
例外はありますが、手間や迷惑が掛かってしまうので素直に手数料を払って発行してもらう方が無難なんじゃないかと個人的には思います。
更に車庫証明を出していないと車庫法によると届出を出していない場合は10万円以下の罰金、虚偽の申請をした場合は20万円以下の罰金になりますので後悔をしない為にも必ず申請をするようお願いします。